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君と僕。

第4章 君と僕と憤怒

「奥、おくっ届く、からぁっ!やだ、こわい!こわいいっ」

「いつも、より届くからきもちくない?」

「あっあっ!ん、はぁ...っ...も、ひく、イク、かっら」

腰の動きを激しくすれば、押し出されるように出てくる蓮君の声が俺の鼓膜を刺激した。
女よりは低く、男にしては高い声。

何よりも興奮する。

君の声。

「そーだ、これ」

腕が少しキツくてずらすと、すっかり忘れてたローターのリモコンに当たった。
せっかく奥にいることだし、どうせなら動いてもらお。

「あっんぁぁっ!ぶるぶる、しちゃ...だめぇっ!やぁあぁあっ」

プシュッ...

我慢してた分か、激しく達する蓮君。
中がギチギチに締め付けられて俺も危うく出しそうになった。

何でほぼ毎日指と俺の入れてるのに、ガバガバになんないんだろ。
不思議だよね。

「俺まだだから、もちっと頑張ってね」

パチュッグ、プ...パンッグチュ...

「あっあっあっ...いま、ひっイッた、ばっか...」

敏感になってるのか、声が一層高くなる。

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