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4月は君のぬくもり

第6章 恋のライバル


晶午side

朝由衣は、教室に少し遅れて入ってきた。

「日直さん、号令お願いします」

「きりーつ」


気のせいだろうか。
由衣はどこか様子が変だった。


ーーーー

昼休み。

「珍しい!晶午今日は弁当なんだ」

「う、うん」

幸二がびっくりしている。
俺はなんとも言えない気分だった。
もちろん幸二に悪くて……。

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