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4月は君のぬくもり

第7章 ♪Jet'aime★Jet'aime


幸二side

あー、ありゃかなりダメージ受けてんな…。


えみは朝から表情が暗く、じっと席に座っていた。
友達も最初のうちは気を使ってしゃべりかけたりしていたけど、そのうちあきらめて今はそっとしてやっているみたいだった。


いつもの元気で明るい彼女とはあまりに違って、こっちまで辛くなってくる。

「っ」


そんなに晶午が好きだったのか…。

オレはただ、えみが心配でならなかった。

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