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4月は君のぬくもり

第9章 告白


えみside

津田君にふられてふさぎ込んでいた私に、
安元君は毎日笑顔で声をかけてくれた。


しばらくして、安元君は風邪で何日も学校を休んだ。

私はなんだか気になって、安元君の家にお見舞いに行った。


そしたら、すごくびっくりしたかと思うと、顔を赤くして喜んでくれた。

「明日から絶対行く!」
って、言って。


そのとき思ったの。
私この彼となら、つきあってもいいと……。

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