果てない空の向こう側【ARS】
第10章 ワンダフル・ワールド(潤)
潤「結婚するに決まってんじゃん。今度の休み、東京に行こう。家族に会わせるよ。」
ジー「ちょ、ちょっと待って! 話が飛躍しすぎ!」
潤「待てない!今すぐジーと暮らしたい!」
俺はジーの腕を引いた。
その瞬間、俺は腕をねじられてジーに後ろからタックルされた。
ジー「落ち着きなさい。」
潤「何だよ、くっそ!」
完全にマウントを取られた俺はジタバタあがいたが、ジーのホールドはまったくゆるまなかった。
背中に伝わるジーの体温。
服を通して伝わるやわらかい肌の感触。
もがいても動じない、きつく抱きしめられる力強さ。
潤「わかったよ!」
ジー「よろしい。」
ジーはホールドを解いた。
潤「あのさ。」
ジー「何よ。」
潤「俺、案外攻められるの好きかもしれない。」
ジーは真っ赤になって口をパクパクした。
ジー「ば、馬鹿っ!」
結局、次の月にジーを東京に連れて行った。
突然に行ったもんだから、母さんと智兄は口をあんぐりと開けたまま、しばらく突っ立ってた。
智「潤の結婚相手、俺より年上…?」
母さんは、はじめこそ驚いたがすぐにジーのことが気に入った。
母「確かに、いつまでも子供みたいな潤には、姉さん女房がいいかもね。」
ジー「ちょ、ちょっと待って! 話が飛躍しすぎ!」
潤「待てない!今すぐジーと暮らしたい!」
俺はジーの腕を引いた。
その瞬間、俺は腕をねじられてジーに後ろからタックルされた。
ジー「落ち着きなさい。」
潤「何だよ、くっそ!」
完全にマウントを取られた俺はジタバタあがいたが、ジーのホールドはまったくゆるまなかった。
背中に伝わるジーの体温。
服を通して伝わるやわらかい肌の感触。
もがいても動じない、きつく抱きしめられる力強さ。
潤「わかったよ!」
ジー「よろしい。」
ジーはホールドを解いた。
潤「あのさ。」
ジー「何よ。」
潤「俺、案外攻められるの好きかもしれない。」
ジーは真っ赤になって口をパクパクした。
ジー「ば、馬鹿っ!」
結局、次の月にジーを東京に連れて行った。
突然に行ったもんだから、母さんと智兄は口をあんぐりと開けたまま、しばらく突っ立ってた。
智「潤の結婚相手、俺より年上…?」
母さんは、はじめこそ驚いたがすぐにジーのことが気に入った。
母「確かに、いつまでも子供みたいな潤には、姉さん女房がいいかもね。」