テキストサイズ

果てない空の向こう側【ARS】

第3章 四男・和也(漫画家)

母「とにかく、これから社会人としてやっていかなくちゃいけないんだから、パーティーにはきちんと出席しなさいね。」


母さんがサラダボウルからマカロニサラダを取り分けてくれた。


和「わかってるよ…。でも服がない。」


翔「俺のじゃサイズが合わねぇもんな。」


智「俺も、パーティーに行く服なんて持ってねぇよ。」


一同が腕組みをして考え込んだ。


潤「俺が選んであげるよ。今度の俺の休みに買いに行こうよ。」


母「そうね、潤、お願いできる?」


潤「任せてよ。」


俺は嫌な予感を感じながら、マカロニサラダをもそもそと食べた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ