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果てない空の向こう側【ARS】

第3章 四男・和也(漫画家)

和「うわぁ…。」


豪華な室内の大きな宴会場。


ドレスや着物姿の参加者たちがあふれていた。


国「驚いたかい? 先生方は結構派手だからね。」


会場は、有名な漫画家の先生や作家さん、評論家、ジャーナリスト、芸能人でいっぱいだった。


俺は急に自分の存在が恥ずかしくなった。


俺みたいな若造が来るところじゃないよ…。


城「おや、五十嵐くんやないか。」


聞き覚えのある声に振り向くと、俺がアシスタントをしている城島先生だった。


和「城島先生!」


俺はいつも世話になっている城島先生の顔を見て、どっと安堵した。


国「城島先生、どうも。」


城「ああ、国分くん。五十嵐の担当は君やったね。しっかり面倒みてやってや。」


国「もちろんですよ。」

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