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おもちゃのCHU-CHU-CHU★(坂内龍弥 ルート)

第4章 In his arms


 時々、風が木の葉揺らす音、ノラ猫がガサガサと茂みを揺らし"ニャーニャー"と鳴く声にビクリとしながらも、アタシの熱はどんどん高まっていく。

 (もう駄目……イキそう……)

 野外でエッチをしていると言う、自分にとっては異常な事態に、興奮してなのか、はたまた、「誰かに見られてしまうかも」と言う緊張からなのか、アタシの身体は、もう限界を迎えようとしていた。

 「もうイキそうなのかい?」と問い掛けられてアタシが頷くと、龍弥さんは、ふっと笑って「いいよ、イキなさい」と言って、アタシの腰を揺さぶる手を激しく動かす。アタシは声が漏れない様に、龍弥さんの肩に噛みつく様にして、声を押し殺しながら、その瞬間を迎える。

 身体がビクンビクンと跳ね、ギュッと龍弥さんの欲棒を締め上げると、龍弥さんは腰を引き、アタシの中から出て行くと、アタシの黒い茂みにその熱を吐き出した。その熱をお腹の辺りに感じながら、アタシはぐったりとして、龍弥さんに凭れ掛かる。

 龍弥さんは、そんなアタシの背中を擦りながら、「またエッチしちゃったね」と言って、クスクスと笑った。達したばかりで、身体中が敏感になっているアタシは、その漏れた息が耳を擽るのでさえも感じてしまい、身体を震わせてしまうのだった。

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