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おもちゃのCHU-CHU-CHU★(坂内龍弥 ルート)

第5章 皆に秘密のラブラブ出張


 (あ……嫌っ……アソコが……)

 急にブルブルと震え出した、ショーツの中のオモチャがクリトリスを刺激すると、アタシの身体はビクッと震え、思わずスマートフォンを床に落としてしまった。拾おうとして腰を引くと、座面にアソコを押し付けてしまい、クリトリスにオモチャが押し付けられる。

 (ああっ……。やだ、気持ちいいよ……)

 こんな所で、感じている場合じゃないのに。気持ちが良くて動けない。微細な振動を与えられたクリトリスは、じんじんと痺れて疼く。けれど、弱くて物足りないと思ってしまう。もっと強くして欲しいのに。リモコンを持っている龍弥さんは、ここにはいない。きっと何かの電波で誤作動を起こしているからコントロールは利かないだろう。

 じわじわと与えられる刺激に、焦れったさを感じながらも、それは確実にアタシの身体に熱を溜めていく。せめて、もっと気持ちがいい所に当たる様にと、アタシは座面にアソコを押し付ける様にして座り、もじもじと腰を動かす。周りから見たら、落ち着きのない挙動不審者だろう。クリトリスへの刺激に気を取られていたアタシは、次の瞬間、乳首をトンと叩く刺激を受け、再び身体を跳ね上がらせてしまった。

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