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おもちゃのCHU-CHU-CHU★(坂内龍弥 ルート)

第5章 皆に秘密のラブラブ出張


 「んっ……んっ……んっ……」

 アタシは自分の身体を前後に揺すりながら、龍弥さんの欲棒を出し入れする。ワンピースの裾を噛み締めている所為で、大きな声は上げられないが、鼻から抜ける甘い溜息は熱く。目の前の鏡を曇らせた。

 欲棒を飲み込む度に、アタシの中で溢れる露が押し出され、"ぷちゅっ、ぷちゅっ"と淫らな水音を立てる。Eポイントに当たる様に、少しずつ身体の角度を変えたりしながら、夢中で腰を振るアタシ。その時だった。

 "コンコン!"

 扉をノックする音が鳴り響き、身体に緊張が走る。扉の向こう側で男の人が「長いなぁ……。酔って寝てもーてるんやないか?」と、苛立った声でブツブツと言っているのが聞こえてきた。はっきりと聞こえる第三者の声に、アタシは身を強張らせて、腰の動きを止めた。

 店員さんを呼ばれて扉を開けられたらアウトだと察した龍弥さんは、「すみません。連れが酔ってしまって……。もう少しで出ますから」と声を掛ける。すると、男の人は「店員を呼ぼうか?」と尋ねて来た。それに対し龍弥さんは、「タクシーを呼んでいるから、大丈夫だ」と答え、「あと少しで出るから席で待っていて貰えないかと」言いながら、腰を掴んでアタシを揺すり始めた。

 「……っ!?」

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