君が教えてくれたこと。
第2章 初めての感情。
でもなったからにはちゃんとやらないと…!
少しでも恩返しできるかもしれないし…。
そう思い、机に伏せている夕緋に話しかける。
「今日の放課後教室にいて。学校案内するから。」
「……。」
返事はない______。
授業が終わり、お昼休憩となった。
朝美と一緒に裏庭でお弁当を食べながら私は弱音を吐いていた。
「あーあ。どうしよ。世話係。今日は全然口利いてくれないし。」
私は気を落としながらお弁当を食べる。
「なんとかなるでしょ(笑)昨日襲われてるの助けてくれたんでしょ。」
「それはそーだけどぉ。なんか別人。って感じ。」
私はお弁当を片付けながら言う。
「ふーん。よくわかんないけどなったからにはしっかりやりなよ!コレあげるから。」
と言って朝美は私の大好きなイチゴミルクを頭の上にポンと置いた。
「やったぁ♡ありがとー♡朝美大好き♡」
「全く。調子の良い奴。(笑)」
「へへへー♡」
イチゴミルクを飲みながら私と朝美は教室に戻った_____。
昼休みが終わり、授業が始まった。
夕緋はいつも通り寝ている。
武井先生には
「安心して任せられるわ。」
なんて言われたけど、どうしたものかなぁ。
やっぱり仲良くなった方がいいのかなぁ。
話題は共通な方がいいかなぁ。
…って夕緋君ってどんな人?
昨日のあの目。
悲しそうな表情。
男達とではなく、違うものと戦っている感じだった。
不思議な人……。
そんなことを考えていると授業の終わりを告げるチャイムが鳴る。
「今日はここまで。明日までにプリント仕上げてこーい。」
数学の担当の先生の話が終わり、挨拶をする。
何も思いつかないまま放課後がやってきてしまった。
教室には夕緋の姿は見えない。
みんなが教室から出ると私は1人窓外を見ていた。
帰っちゃったのかなぁ…。
でもカバンもあるし、少し待ってみよう。
しばらく待っていると
ガラガラガラ______。
と教室の扉が開いた。
少しでも恩返しできるかもしれないし…。
そう思い、机に伏せている夕緋に話しかける。
「今日の放課後教室にいて。学校案内するから。」
「……。」
返事はない______。
授業が終わり、お昼休憩となった。
朝美と一緒に裏庭でお弁当を食べながら私は弱音を吐いていた。
「あーあ。どうしよ。世話係。今日は全然口利いてくれないし。」
私は気を落としながらお弁当を食べる。
「なんとかなるでしょ(笑)昨日襲われてるの助けてくれたんでしょ。」
「それはそーだけどぉ。なんか別人。って感じ。」
私はお弁当を片付けながら言う。
「ふーん。よくわかんないけどなったからにはしっかりやりなよ!コレあげるから。」
と言って朝美は私の大好きなイチゴミルクを頭の上にポンと置いた。
「やったぁ♡ありがとー♡朝美大好き♡」
「全く。調子の良い奴。(笑)」
「へへへー♡」
イチゴミルクを飲みながら私と朝美は教室に戻った_____。
昼休みが終わり、授業が始まった。
夕緋はいつも通り寝ている。
武井先生には
「安心して任せられるわ。」
なんて言われたけど、どうしたものかなぁ。
やっぱり仲良くなった方がいいのかなぁ。
話題は共通な方がいいかなぁ。
…って夕緋君ってどんな人?
昨日のあの目。
悲しそうな表情。
男達とではなく、違うものと戦っている感じだった。
不思議な人……。
そんなことを考えていると授業の終わりを告げるチャイムが鳴る。
「今日はここまで。明日までにプリント仕上げてこーい。」
数学の担当の先生の話が終わり、挨拶をする。
何も思いつかないまま放課後がやってきてしまった。
教室には夕緋の姿は見えない。
みんなが教室から出ると私は1人窓外を見ていた。
帰っちゃったのかなぁ…。
でもカバンもあるし、少し待ってみよう。
しばらく待っていると
ガラガラガラ______。
と教室の扉が開いた。