君が教えてくれたこと。
第2章 初めての感情。
ピンポン_____。
私はベルを鳴らす。
「はい。」
熱っぽい柊一の声が聞こえた。
「美夜だよ。御見舞に来たよ。」
私がそう言うと
ガチャ_____。
扉が開いた。
中からは頬を赤らめた柊一が出てくる。
「来てくれてありがとう。上がって。」
柊一は辛いはずなのに笑顔でそう言う。
「しゅーちゃんは寝てて。家事とかは私がやるから。」
私はキッチンへ向かった。
すると柊一は不機嫌そうに言う。
「しゅーちゃんじゃない。」
全く。こんな時にまで……。
私は柊一のわがままを聞き、言い直す。
「しゅうは寝てて?」
そう言うと柊一は大人しく布団に入る。
私はお粥を作り柊一の所へ持っていった。
「熱いから気をつけて食べてね。」
そう言うと食べながら柊一は尋ねる。
「どうしてそんなに優しくするの?」
柊一は熱い瞳を私に向ける。
「どうしてって。昔から私がお世話してたでしょ?」
私は苦笑いして、答える。
その言葉を聞いた柊一の目の色が変わる。
柊一はお椀を置き、私の方へグイグイと近づいてくる。
私はつい、後ずさりをした。
それでも柊一は追い詰めてくる。
ついに壁まで追い詰められてしまった。
柊一は私に顔を近づけて囁くように言った。
「まだ子供扱い?もう。俺は高校生だよ?」
耳元で熱のこもった、優しい声がする。
「何言って……。」
私は目線を柊一から外した。
体と顔が近いせいか、彼の熱気が体全身で感じられる。
「従兄弟でも俺は男だよ?警戒心無さすぎ。」
柊一はそう言って私の顎に手をかける。
唇と唇が触れ合いそうになったその時_____。
私はベルを鳴らす。
「はい。」
熱っぽい柊一の声が聞こえた。
「美夜だよ。御見舞に来たよ。」
私がそう言うと
ガチャ_____。
扉が開いた。
中からは頬を赤らめた柊一が出てくる。
「来てくれてありがとう。上がって。」
柊一は辛いはずなのに笑顔でそう言う。
「しゅーちゃんは寝てて。家事とかは私がやるから。」
私はキッチンへ向かった。
すると柊一は不機嫌そうに言う。
「しゅーちゃんじゃない。」
全く。こんな時にまで……。
私は柊一のわがままを聞き、言い直す。
「しゅうは寝てて?」
そう言うと柊一は大人しく布団に入る。
私はお粥を作り柊一の所へ持っていった。
「熱いから気をつけて食べてね。」
そう言うと食べながら柊一は尋ねる。
「どうしてそんなに優しくするの?」
柊一は熱い瞳を私に向ける。
「どうしてって。昔から私がお世話してたでしょ?」
私は苦笑いして、答える。
その言葉を聞いた柊一の目の色が変わる。
柊一はお椀を置き、私の方へグイグイと近づいてくる。
私はつい、後ずさりをした。
それでも柊一は追い詰めてくる。
ついに壁まで追い詰められてしまった。
柊一は私に顔を近づけて囁くように言った。
「まだ子供扱い?もう。俺は高校生だよ?」
耳元で熱のこもった、優しい声がする。
「何言って……。」
私は目線を柊一から外した。
体と顔が近いせいか、彼の熱気が体全身で感じられる。
「従兄弟でも俺は男だよ?警戒心無さすぎ。」
柊一はそう言って私の顎に手をかける。
唇と唇が触れ合いそうになったその時_____。