恋しちゃ……ダメなのに
第2章 仮初の幸せ
透さんと別れ、家に帰る。
途中まで徹さんに送ってもらう。
「そうだ、奏ちゃんってスマホ持ってるの?」
「一応持ってますけど。でももう、ラインも私の居場所は無いので」
クラスのラインすら入ってない。
話す人は居なくて、スマホは家族に電話するか
ネットするぐらいかだけになっていた。
「良かった、はいこれ」
「なんですか?」
「俺と桜さんのラインID」
「透さんはまだ分かるんですが桜さんも?」
「話せる人は多い方が良いでしょ?って桜さんが言ってたから」
桜さんはまだ透さんと比べてそんなに話してないのに私の事を心配してくれてるんだなぁと思った。
「桜さんも透さんもお人好しのお節介焼きなんですね」
「そうだね」
いつもは帰るのがそんなに好きじゃなかったのに。
今日は楽しいと感じていた。
「帰ったらライン入れますね」
「楽しみにしてるよ、桜さんもね」
「えっと、来週じゃなくて再来週ですよね」
「そうだね、お土産買ってくるよ」
「はいっ!楽しみにしてます」
家に帰り、部屋でラインを久々に立ちあげる。
友達0人。
でもそれでもいいんだ。
透さんと桜さんを登録した。
すぐに2人から連絡が来たので久々のタイピングであたふたしながら2人と話していた。
途中まで徹さんに送ってもらう。
「そうだ、奏ちゃんってスマホ持ってるの?」
「一応持ってますけど。でももう、ラインも私の居場所は無いので」
クラスのラインすら入ってない。
話す人は居なくて、スマホは家族に電話するか
ネットするぐらいかだけになっていた。
「良かった、はいこれ」
「なんですか?」
「俺と桜さんのラインID」
「透さんはまだ分かるんですが桜さんも?」
「話せる人は多い方が良いでしょ?って桜さんが言ってたから」
桜さんはまだ透さんと比べてそんなに話してないのに私の事を心配してくれてるんだなぁと思った。
「桜さんも透さんもお人好しのお節介焼きなんですね」
「そうだね」
いつもは帰るのがそんなに好きじゃなかったのに。
今日は楽しいと感じていた。
「帰ったらライン入れますね」
「楽しみにしてるよ、桜さんもね」
「えっと、来週じゃなくて再来週ですよね」
「そうだね、お土産買ってくるよ」
「はいっ!楽しみにしてます」
家に帰り、部屋でラインを久々に立ちあげる。
友達0人。
でもそれでもいいんだ。
透さんと桜さんを登録した。
すぐに2人から連絡が来たので久々のタイピングであたふたしながら2人と話していた。