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恋しちゃ……ダメなのに

第2章 仮初の幸せ

目を覚ますと、見知らぬ天井の下に横たわっていた。
起き上がろうとする鋭い痛みが頭に走る。
世界がまた歪む。

動いて無いのに身体が動いてるような感覚で気持ち悪い。

そして私は気持ち悪さに耐えられず寝ながら吐いてまた口の中に自然と戻ろうとするのとまた吐いてと喉が詰まりそうで苦しくなった。

私はすこしでも楽になろうと寝返り向きを変える。
目の前に吐いたものが見える。

そして、ナースコールらしきボタンが見えてそれをなんとか押して私はまた気を失った。

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