恋しちゃ……ダメなのに
第1章 実らない恋
「浅田くーん」
と中から1人女の人が出てきた。
「お話中の所ごめんね?浅田くん。終わる時間だよ」
「おろ?すいません、桜さん」
「今日、そんな人が居なかったからいいけど1つ貸しね?」
「へーい、じゃあ奏ちゃん。帰る支度しようか」
私は頷いて図書館に置いてきた鞄を取りに戻ろうとした。
「奏ちゃんはい、鞄だよ。気を付けて帰ってね」
「ありがとうございます」
「浅田くんは、後の戸締りよろしくねー私帰るからー」
と言って桜さんは嵐のように過ぎ去って行った。
「そうだ、1人でいつも勉強してるけど今度分からない所あったら教えようか?後奏ちゃんの好きそうな本も探しておくよ」
「いいんですか?」
「なんたって俺は優しいからね!」
私はこの人面白い人だなと思った。
桜さんに怒られながらも私に優しくしてくれたり。
徹さんは私の事をよくて妹とかそんなふうに思ってるんだろけど……
友達が居なくなった私は暗闇に居た私を明るい場所に手を引いてくれた事だけで
好きになりそうになっていた。
明日も会えるかな?と思いつつ透さんに何か起こりませんようにと祈りながら家に向かって歩いて帰った。
と中から1人女の人が出てきた。
「お話中の所ごめんね?浅田くん。終わる時間だよ」
「おろ?すいません、桜さん」
「今日、そんな人が居なかったからいいけど1つ貸しね?」
「へーい、じゃあ奏ちゃん。帰る支度しようか」
私は頷いて図書館に置いてきた鞄を取りに戻ろうとした。
「奏ちゃんはい、鞄だよ。気を付けて帰ってね」
「ありがとうございます」
「浅田くんは、後の戸締りよろしくねー私帰るからー」
と言って桜さんは嵐のように過ぎ去って行った。
「そうだ、1人でいつも勉強してるけど今度分からない所あったら教えようか?後奏ちゃんの好きそうな本も探しておくよ」
「いいんですか?」
「なんたって俺は優しいからね!」
私はこの人面白い人だなと思った。
桜さんに怒られながらも私に優しくしてくれたり。
徹さんは私の事をよくて妹とかそんなふうに思ってるんだろけど……
友達が居なくなった私は暗闇に居た私を明るい場所に手を引いてくれた事だけで
好きになりそうになっていた。
明日も会えるかな?と思いつつ透さんに何か起こりませんようにと祈りながら家に向かって歩いて帰った。