
キミまでの距離
第4章 いくつもの夜
朝。
腕の中の和がいることに、この上ない幸せを感じて、ゆっくり目を開けた。
和の頬に唇をつけた。
顔をくっつけてまさぐる。
くんくん嗅ぐように。
俺を擦り付けるように。
「ふふふ。」
和が俺の頬に口づけた。
「おはよ。」
「おはよ。」
「かず…幸せだ。すっげー幸せ。」
「俺も。こわい。幸せ過ぎて。」
素っ裸で抱き合うのって、なんでこんなに気持ちいいんだろ。
でもやっぱり…これはね。
この今までにない満たされた感覚は和だからだと思う。
しばらくベッドで、いちゃいちゃして、
お腹空いたねーって起きて手を繋いでリビングへ向かった。
簡単に朝食を済ませて、和をリビングのソファ下のラグへ座らせる。
パソコンを持ってきてテーブルに置いて、和の後ろから俺の胡座の中へ閉じ込めた。
パソコンで ある物を検索する。
そこに出てきた物を確認して和に話す。
「わかる?」
「うん。」
「俺は和を抱きたいと思ってるんだよね。」
「……」
「でも俺が和に…でもいいから。」
「…うん。大丈夫だよ、俺。」
「ま、とにかく、コレなきゃ駄目みたいだから買うから。」
がんばるぞ!と、ふざけた口調で言い合って、
ふたりで、“えい!”ってクリックした。
ついでにゴムも…ね。
腕の中の和がいることに、この上ない幸せを感じて、ゆっくり目を開けた。
和の頬に唇をつけた。
顔をくっつけてまさぐる。
くんくん嗅ぐように。
俺を擦り付けるように。
「ふふふ。」
和が俺の頬に口づけた。
「おはよ。」
「おはよ。」
「かず…幸せだ。すっげー幸せ。」
「俺も。こわい。幸せ過ぎて。」
素っ裸で抱き合うのって、なんでこんなに気持ちいいんだろ。
でもやっぱり…これはね。
この今までにない満たされた感覚は和だからだと思う。
しばらくベッドで、いちゃいちゃして、
お腹空いたねーって起きて手を繋いでリビングへ向かった。
簡単に朝食を済ませて、和をリビングのソファ下のラグへ座らせる。
パソコンを持ってきてテーブルに置いて、和の後ろから俺の胡座の中へ閉じ込めた。
パソコンで ある物を検索する。
そこに出てきた物を確認して和に話す。
「わかる?」
「うん。」
「俺は和を抱きたいと思ってるんだよね。」
「……」
「でも俺が和に…でもいいから。」
「…うん。大丈夫だよ、俺。」
「ま、とにかく、コレなきゃ駄目みたいだから買うから。」
がんばるぞ!と、ふざけた口調で言い合って、
ふたりで、“えい!”ってクリックした。
ついでにゴムも…ね。
