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キミまでの距離

第4章 いくつもの夜

風呂を済ませて、ビール飲んで。

洗面所で一緒に歯磨きして。

初めてのお泊まりの時からある和の歯ブラシ。

これを見る度に幸せな気分になる。

もっと和のものが増えていくと嬉しいな。



ベッドにふたりで潜り込んで、最初は遠慮がちに、恥ずかしげにキスを繰り返してたけど、
俺が和の後頭部に手を当てて貪るようなキスをしたら止まらなくなった。

1枚ずつ服を脱がせて途中でキスをして。

離れるのが嫌だと言うように唇を合わす。

和のも俺のも既に大きくなっていて。

ふたりのを擦り付けて、ふたりの手を重ねると最初から強く上下させた。

荒い息づかいとお互いを呼ぶ声。

「あっ…はぁ…まさき…」

「かず…うッ…」

「イ…く…」

「俺も…」

果てる前にもう1度キスをした。

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