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キミまでの距離

第4章 いくつもの夜

もう1度、優しく優しく愛撫する。

身体中、撫でて唇を這わせて。
吸い付いたり噛んだり。
和のも擦って扱いて固くなって。

俺はもう1度ローションと共に蕾の中へ指を進めた。
俺が躊躇したら和がガマンして壊れてしまう。
優しく、でも大丈夫だよ、って強い気持ちで指を増やしながら拡げた。

俺のにゴムをつけてローションを纏わせて

「いくよ。」

と埋め込んだ。

「!」

和の引ける腰を両手で捕まえて優しく入れていく。
少しでも気持ちが良くなるように和のを擦って。

「かず…入ったよ。」

「…ほんと?」

「うん。」

はあはあと息を吐くのも辛そうだ。
和の頬を撫でて口づけて舌を絡ませる。

「動くよ。」

ゆっくりと動くと俺はもうイキそうになった。
何回かの出し入れの途中で、和が高い声で、

「あーっ!」

と喘いだ。

きっと和のいいところに当たったんだろう。
そこに狙いを定めて擦りつけようと思うけど、もうこっちもそれどころじゃない。

「かず…イク…」

「いい…よ…」

和のを擦る力もスピードも上げて、俺も腰を打ちつけた。

「あ…イク…」

和も絶頂を迎えた。

最後はよく覚えてない。

和を抱きしめると和も抱きついてきて、
ふたりとも白濁を吐き出した。

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