
キミまでの距離
第5章 紹介
カウンターで飲んでる人が酔ってるからだと思うけど話しかけながら俺たちのテーブルに座った。
「おい。邪魔すんな!」
松兄が咎める。
「長瀬さん。今日は…間違えた、今日も!いい感じに酔ってますねー。」
翔ちゃんが言うと、ガハハと豪快に笑って翔ちゃんにもたれかかるようにして話す。
翔ちゃん曰く、松兄の友達らしい。
話してると面白いし、笑顔もデカい図体に似合わず可愛い。
でも長瀬さんは和を見て、
デレデレという表現ぴったり目を細めると、
「お前、可愛いなー。」
と呟いた。
……
不快感はあるけれど、和が可愛いと言われるのは結構慣れてきてたし、楽しい飲みの席だし、松兄の友達だし。
気にしない。流そう。
そう思って見てみないふりで別の話をしていた。
和も気にしないと決めたのか、耳に届かなかった素振りで周りの人の話の輪に入ってた。
少し経つと又 言った。
飲んで騒いでたから席も入り乱れていたから和の隣にきた長瀬さんは今度は和の肩を掴んで引き寄せてる。
ガタン。
俺が立ち上がろうとした足がテーブルに当たって音が響いた。
翔ちゃんがさりげなく目配せ。
“座れ。”
「長瀬さーん。ちょっとー!」
と手を引っ張って、
「お触りはやめてくださいー。」
ってふざけて言う。
松潤とリーダーもちょっとムッとしてた。
でもやっぱり飲みの席での戯れの範囲でしかないと思うから、みんなが気を配りながらやり過ごしていた。
「おい。邪魔すんな!」
松兄が咎める。
「長瀬さん。今日は…間違えた、今日も!いい感じに酔ってますねー。」
翔ちゃんが言うと、ガハハと豪快に笑って翔ちゃんにもたれかかるようにして話す。
翔ちゃん曰く、松兄の友達らしい。
話してると面白いし、笑顔もデカい図体に似合わず可愛い。
でも長瀬さんは和を見て、
デレデレという表現ぴったり目を細めると、
「お前、可愛いなー。」
と呟いた。
……
不快感はあるけれど、和が可愛いと言われるのは結構慣れてきてたし、楽しい飲みの席だし、松兄の友達だし。
気にしない。流そう。
そう思って見てみないふりで別の話をしていた。
和も気にしないと決めたのか、耳に届かなかった素振りで周りの人の話の輪に入ってた。
少し経つと又 言った。
飲んで騒いでたから席も入り乱れていたから和の隣にきた長瀬さんは今度は和の肩を掴んで引き寄せてる。
ガタン。
俺が立ち上がろうとした足がテーブルに当たって音が響いた。
翔ちゃんがさりげなく目配せ。
“座れ。”
「長瀬さーん。ちょっとー!」
と手を引っ張って、
「お触りはやめてくださいー。」
ってふざけて言う。
松潤とリーダーもちょっとムッとしてた。
でもやっぱり飲みの席での戯れの範囲でしかないと思うから、みんなが気を配りながらやり過ごしていた。
