ネットに落ちてた怖い話
第49章 家族の奇行の真相
そして、2月の初め頃になると、体が異常に痒くなってきました。
最初は単なる乾燥肌と思ってましたが、背中と頭が特に焼けるような感覚を覚え、ボリボリ掻きむしっていました。
一向に良くならず、皮膚科に行って塗り薬をもらい、風呂上りに薬を塗ろうとすると、弟が「塗らせて」と懇願するので背中を突き出してやると、何を思ったかバチーンと背中に張り手をくらわしたので、痛さのあまり
「ふざけんな!!」
ってな感じで怒ります。
必ず俺の怒鳴り声で泣く弟なので、見る見るうちに目に涙をためて、「あぁ…泣くぞ泣くぞ」と思ってると声も立てずに涙をポロポロ流します。
変なことにどんどん顔は色味を失ったような感じになって、ついには無表情で涙だけを流すだけといった感じでした…。
めっちゃ気持ち悪くて、両親のほうを見たら、これまた両親も無表情で涙を流してます。
もう完全に放心状態…。
よく見ると口元が微妙に動いてて何を言っているのか分かりません。
「ぁ……ぃ」
聞き取れてこの程度でした。
その瞬間、自分の周りの景色が真っ赤になり、徐々に色あせてセピア色になって意識が…なくなる…と思ったら、いきなり周りの景色が一変してました。
最初は単なる乾燥肌と思ってましたが、背中と頭が特に焼けるような感覚を覚え、ボリボリ掻きむしっていました。
一向に良くならず、皮膚科に行って塗り薬をもらい、風呂上りに薬を塗ろうとすると、弟が「塗らせて」と懇願するので背中を突き出してやると、何を思ったかバチーンと背中に張り手をくらわしたので、痛さのあまり
「ふざけんな!!」
ってな感じで怒ります。
必ず俺の怒鳴り声で泣く弟なので、見る見るうちに目に涙をためて、「あぁ…泣くぞ泣くぞ」と思ってると声も立てずに涙をポロポロ流します。
変なことにどんどん顔は色味を失ったような感じになって、ついには無表情で涙だけを流すだけといった感じでした…。
めっちゃ気持ち悪くて、両親のほうを見たら、これまた両親も無表情で涙を流してます。
もう完全に放心状態…。
よく見ると口元が微妙に動いてて何を言っているのか分かりません。
「ぁ……ぃ」
聞き取れてこの程度でした。
その瞬間、自分の周りの景色が真っ赤になり、徐々に色あせてセピア色になって意識が…なくなる…と思ったら、いきなり周りの景色が一変してました。