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ネットに落ちてた怖い話

第59章 アケミちゃん

走りながら俺は警官に言われた事を思い出した

「携帯の番号登録しておくから、話が
できなくてもかけてさえくれればアパートにパトカーを向かわせるよ」

と。

慌てていつも携帯を入れているほうのポケットに手を突っ込んだのだが、携帯が無い

反対側とケツのポケットにも手を当てて確認したのだが無い。

そういえば、どうせ直ぐに戻ってくるしと思ったので、携帯は充電器に差しっ放しで出てきたんだった…

俺は自分の迂闊さを心底後悔した。


たぶん1km近くは走ったとおもう。

今考えるとかなり不自然なのだが、その間車は何台かすれ違ったが、歩いている人には一切出会わなかった

夜中の11時頃とはいえなんかおかしい

偶然か?

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