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ネットに落ちてた怖い話

第61章 薪が怖い理由

ここからは余談です。

人間の脳って凄いなと思いました。
フラッシュバックっていうのか、思い出した瞬間、鮮やかな映像と記憶が蘇った。
お兄さんが着ていた服、小屋の様子、当時の家族の顔、風景、まるで昨日の事のように。
鮮やかな記憶のまま封印したから、出した時も鮮やかだったんだろうか。

とまあ、今は落ち着いて書けてますけど、思い出した時は軽いパニック状態になりましたよ。涙がボロボロ出た。
思い出して良かったという気持ち、思い出さなければ良かったという気持ち、お兄さんの死を悲しむ気持ち、お兄さんを憎む気持ち、郷愁と懐かしさ、後悔、恐怖、色んな感情が溢れ出して来て、1時間以上も大声で泣いてしまった。
6歳の時の俺と、今の俺の感情がリンクしてしまったのかなあ、なんて。

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