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ネットに落ちてた怖い話

第13章 リアル3

…いや、正確じゃないな。

正確には、赤い線を作っていた発疹には膿が溜まっていて、まるで特大のニキビがひしめき合っているようだった。
そのほとんどが膿を滲ませていて、あまりにおぞましくて気持ちが悪くなりその場で吐いた。

真水で首を洗い、軟膏を母から借り、塗り、泣きながら布団に戻った。
何も考えられなかった。唯一つ「何で俺なんだ」って憤りだけだった。

泣きつかれた頃、携帯がなった。
○○からだった。

こういう時、ほんの僅かでも、希望って物凄いエネルギーになるぞ?
正直、こんなに嬉しい着信はなかった。

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