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ネットに落ちてた怖い話

第14章 リアル4

俺はS先生の目を見ていたし、S先生は俺の目を見ていた。
ただ優しくかったS先生の顔は無表情になっているように見えた…。


左側の視界には何かいるってのは分かってた。
チラチラと見えちゃうからね。
よせば良いのに、左を向いてしまった。
首から生暖かい血が流れてるのを感じながら。


アイツが立ってた。
体をくの字に曲げて、俺の顔を覗き込んでいた。

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