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ネットに落ちてた怖い話

第20章 地下のまる穴1

その時Bがいきなり階段ではない他の大便の個室の扉に手をかけました。
しかし開きません。
隣の個室もなぜか開きませんでした。

Bは「クソッ!閉まっとる。あ~クソッ」と小さな声で叫びました。

足音はおそらく15mくらいまで近づいてきています。
直感的ですが、私はその時、足音の連中は間違いなくトイレに来ると確信していました。

Bもきっと同じ予感がしていたのだと思います。
私もBもジッと立ち尽したままでした。

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