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ネットに落ちてた怖い話

第37章 危険な好奇心4

『タッタッタッタッ。。。』
『タッタッタッタ・・』

・・ん?誰かいる。

俺はもう一度立ち止まり、目を凝らして後ろを眺めた。

・・・やっぱり誰もいない・・

確かに俺の足音にマジって後ろから誰かが走ってくる足音が聞こえたのだが?!
俺も淳のように自分でも気付かないうちに精神的に『中年女』追い詰められているのか?ビビり過ぎているのか?
しばらく立ち止まり、ずーっと後ろを眺めた。

ドックンドックン鼓動を打っていた心臓が、一瞬止まりかけた。

15㍍程後方、民家の玄関先に停めてある原付きバイクの陰に誰かがしゃがんでいる。
いや、隠れている。

月明かりでハッキリ黙視できないが一つだけハッキリと見えたものがある。


『コートを着ている!』

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