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ネットに落ちてた怖い話

第37章 危険な好奇心4

壁に付いた蛙の染み、及びその死体の写真を撮り、1時間程で警官達は帰って行った。

しばらくして父親が帰宅した。
まだ5時前だった。昨日の今日だから心配になったのだろう。

夕食の準備をしている母も、夕刊を読んでいる父も無言だったが、どことなくソワソワしているのが解った。
もちろん俺自信も次にいつ『中年女』が来るのか不安で仕方なかった。

その日の晩飯は家族皆が無口で、只、テレビの音だけが部屋に響いていた。

そして夜11時過ぎ、皆で床に就いた。
用心の為、一階の居間は電気を点けっぱなしにしておくことになった。

その夜も家族揃って同じ部屋で寝た。
もちろんなかなか寝付けなかった。

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