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ネットに落ちてた怖い話

第38章 危険な好奇心5

慎が何気に周囲に落ちていたゴミを拾い、
『!おい!、これ!』
と俺に見せてきた。


『淳呪殺』


なんと、周囲に落ちているゴミにも書かれていた。



俺はその時、初めて気付いた。

『中年女』は更正なんて初めからしていなかったんだ。
ずっと俺達を怨んでいたんだ。

俺が病院で見掛けた、ゴム手袋をして必死で分別していたのも、淳のゴミだけを分けていたんだ!
俺達に『ごめんね』と言っていたのも全部嘘だったんだ。

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