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ネットに落ちてた怖い話

第40章 嗤う人々

例えば、俺が高校の時にAに苛められたときに殆どの奴らが俺に対して手を差し伸べる事は無かった。
俺は生まれも育ちもS区なのだが、クラスの半数以上が裏S区出身者の為裏S区の奴等に関しては傍観とか無視とかとも違うくて、
「そこに俺は居ない」
って本気で思ってる感じ。

また、S区の奴等にも友人が居たが、彼らは裏S区の人間を怖がっている為か、俺に手助けをしたり庇ったりして、もし何か自分に火の粉がかかるかもという事を嫌がってる感じでの無視。
まぁ、俺の中でも一番仲が良かったAの突然の奇行にビビッてたし他に助けを求める気も無かった。

また、裏S区は本当に田舎な為未だにヤンキーと言われる奴等が多く、たばこやお酒は当たり前でシンナーまで吸ってる奴も居た。
(流石に俺の高校には居なかったけど、S区出身者で裏S区の学校に通ってる奴からの情報。また、その高校はお世辞にも頭が良いとは言えないためそういう奴等が集まるのは必然かも)

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