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ネットに落ちてた怖い話

第40章 嗤う人々

それから数分後に用意ができたのでGの後ろにKが乗ってGの兄貴についていくことになったらしいけどそこで外に出たときにKが「異常」に気付く。

GもGの兄貴にも「異常」では無いけども、Kにとっては異常以外の何モノでもない。
まぁ、都会と田舎の違いかもしれないけど、街灯が全くない。
今のご時勢に舗装されてない道もそうだけど、街灯が無いと言う事がKからしたら「異常」。
恐怖でしかなかったらしい。

夜の9時ぐらいのため辺りは真っ暗。
別に田舎なら当たり前だろって言う人も居るだろうけど、俺もこの状況は知っているから言える。

宮崎県のど田舎(失礼。。。)の村に行ったときの、商店まで車で30分、自動販売機まで歩いて20分の場所に行ったときでさえ、凄く遠くにだけど、街灯が見える。
田畑だけが広がってる場所なだけに少なくとも対面にある光ぐらいは見える。

けど、この地域は(裏S区全体がそうではありません)田畑が広がっていて向こうまで見渡せるだけの視界があるのに街灯は見えない。
闇が光を吸い取ってる。

それほどの地域。

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