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ネットに落ちてた怖い話

第40章 嗤う人々

その後K達はYさんの家に行ったそうだがHさん以外は大人にメチャメチャ怒られて家に帰された。
でもその時にKはめちゃめちゃ怖かったらしい。

怒ってるって表現は皆同様のものだと思う。
目を吊り上げて顔を少ししかめたような感じで。

でも、このときの怒ってるはかなり奇怪、奇妙な感じ。
笑いながら注意する感じ。
怒られてるほうも笑いながら怒られてる。

Kだけあっけにとられてキョロキョロ辺りを見渡してるって感じ。
それは怖いとか、恐れるとかのものとかけ離れてる存在。
あり得ないもの、見てはだめなものって感じのモノ。

その後何があったわけでもなくGの家に帰り、今日見たことは絶対誰にも言うなとGの兄に念押しされ寝る事になったらしい。
ただ、Kは変なのに関わってしまった、っていうのと、Gの部屋の電気を消した後の真っ暗さ、カエルなのか虫なのか、それとも家畜なのかわからないようなものの鳴き声。

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