テキストサイズ

ネットに落ちてた怖い話

第40章 嗤う人々

異様で異常。

バスの外も中も笑顔だらけ。
普通の人の形をした全く違うニンゲン。

霊にとり憑かれない為、霊を追い払う為。
そう言われても納得できないぐらいの恐怖。

寧ろ、この人達自体がとり憑かれている感じ。
バスの外から聞こえて来るのには変な笑い声も混じってるらしく

「ギギギギギギギギギギギ」というバスのゆっくり進む音に紛れ込んでる
「あははははは」や「ギャガヤギャガ」って感じの変な声


「ギィッギッギギギギギギアハハハハギギギギハハギャギャアアハハ」


っていう奇怪なコエ。
(これはKの頭が混乱しててこう聞こえたんじゃないかと思う)

それが1分ぐらい続く。
その1分がかなり長くて、Kが言うには


「世にも奇妙な物語ってあるやん?あれでよく異次元とか、そんな感じで言いよるけど、あーいう状態こそソレそのものやね。っていうか現実世界であそこまでするか?そりゃこっちでは、避けられるんけんね。それを避けれるようにあの人等を避けるのは当たり前やろ」


との事(意味不明)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ