
ネットに落ちてた怖い話
第43章 ヒッチハイク
どうやら双子のオッサンたちが、グズッている様子だった。
やがて平手打ちの様な男が聴こえ、恐らく、双子のオッサンの泣き声が聴こえてきた。
悪夢だった。
楽しかったはずのヒッチハイクの旅が、なぜこんな事に…
今まではあまりの突飛な展開に怯えるだけだったが、急にあの変態一家に対して怒りがこみ上げて来た。
「あのキャンピングカーをブンどって、山を降りる手もあるな。あのジジィどもをブン殴ってでも。大男がいない今がチャンスじゃないのか?待ってるって、大男の事じゃないのか?」
カズヤが小声で言った。
しかし、俺は向こうが俺達に気がついてない以上、このまま隠れて、奴らが通り過ぎるのを待つほうが得策に思えた。
女の子の事も気になる。
奴らが去ったら、ドアを開けてでも確かめるつもりだった。
その旨をカズヤに伝えると、しぶしぶ頷いた。
それから15分程経った時。
「~ちゃん来たよ~!(聞き取れない)」
母の声がした。
待っていた主が駐車場に到着したらしい。
何やら談笑している声が聞こえるが、良く聞き取れない。
再び、トイレに向かってくる足音が聴こえて来た。
やがて平手打ちの様な男が聴こえ、恐らく、双子のオッサンの泣き声が聴こえてきた。
悪夢だった。
楽しかったはずのヒッチハイクの旅が、なぜこんな事に…
今まではあまりの突飛な展開に怯えるだけだったが、急にあの変態一家に対して怒りがこみ上げて来た。
「あのキャンピングカーをブンどって、山を降りる手もあるな。あのジジィどもをブン殴ってでも。大男がいない今がチャンスじゃないのか?待ってるって、大男の事じゃないのか?」
カズヤが小声で言った。
しかし、俺は向こうが俺達に気がついてない以上、このまま隠れて、奴らが通り過ぎるのを待つほうが得策に思えた。
女の子の事も気になる。
奴らが去ったら、ドアを開けてでも確かめるつもりだった。
その旨をカズヤに伝えると、しぶしぶ頷いた。
それから15分程経った時。
「~ちゃん来たよ~!(聞き取れない)」
母の声がした。
待っていた主が駐車場に到着したらしい。
何やら談笑している声が聞こえるが、良く聞き取れない。
再び、トイレに向かってくる足音が聴こえて来た。
