ネットに落ちてた怖い話
第43章 ヒッチハイク
無言でトラックを発進させるドライバー。
「何かあったか?」
「何かありました?」
同時にドライバーと俺が声を発した。
ドライバーは苦笑し、
「いや…俺の見間違いかもしれないけどさ…あの廃車…お前ら以外に誰もいなかったよな? いや、居るわけないんだけどさ…いや、やっぱ良いわ」
「気になります、言って下さいよ」
とカズヤ。
「いやさ…見えたような気がしたんだよ。カウボーイハット?って言うのか? 日本で言ったら、ボーイスカウトが被るような。それを被った人影が見えた気が…でよ、何故かゾクッとしたその瞬間、俺の耳元で口笛が聴こえてよ…」
「どんな感じの…口笛ですか?」
「曲名は分かんねぇけど(口笛を吹く)こんな感じでよ…いやいやいや、何でもねぇんだよ! 俺も疲れてるのかね」
運転手は笑っていたが、運転手が再現してみた口笛は、ミッ○ーマ○スのマーチだった。
「何かあったか?」
「何かありました?」
同時にドライバーと俺が声を発した。
ドライバーは苦笑し、
「いや…俺の見間違いかもしれないけどさ…あの廃車…お前ら以外に誰もいなかったよな? いや、居るわけないんだけどさ…いや、やっぱ良いわ」
「気になります、言って下さいよ」
とカズヤ。
「いやさ…見えたような気がしたんだよ。カウボーイハット?って言うのか? 日本で言ったら、ボーイスカウトが被るような。それを被った人影が見えた気が…でよ、何故かゾクッとしたその瞬間、俺の耳元で口笛が聴こえてよ…」
「どんな感じの…口笛ですか?」
「曲名は分かんねぇけど(口笛を吹く)こんな感じでよ…いやいやいや、何でもねぇんだよ! 俺も疲れてるのかね」
運転手は笑っていたが、運転手が再現してみた口笛は、ミッ○ーマ○スのマーチだった。