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よりによってというか。

しばらく本当に そんな事は無くて。

久しぶりに飲みに誘われて結構 飲んで いい気分で。

「送ります。」

誰かに支えてもらって たどたどしい足取りで ご帰還。

ありがとう、じゃあ、と玄関で別れを告げたら、危ないから…と中まで連れて行くと言う。

本当に ありがとう、とソファに座ると、顔に近づく顔…

ヤバい…

とっさに避けようと思った時に、突き飛ばすとか出来なくて、ズリズリとカッコ悪い姿でソファからずり落ちた。

その時、リビングに入って来ていた雅紀と目が合って、心臓が止まりそうになった。