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キミのとなり

第2章 復活LOVE

やばい。

なんだよこれ。

一瞬 動けなかったけど慌てて追いかける。

エレベーターが来る時間がもどかしい。

下に降りて雨が降っていることに気づく。

辺りを見回すと少し先の方でタクシーを拾い乗り込もうとしてる姿を見つけて名前を呼んだ。

「雅紀!」

雅紀は目の端で俺を捉えるようにして振り向きもせず乗り込んだ。

雨の中、俺はまた動けなくなった。

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