秘密の兄妹 2
第2章 紫織の彼氏候補
俺は足を開いて紫織が座れる隙間を作る。
これなら紫織を後ろから抱きしめてやれる。
「…お邪魔します…。」
紫織が俺の顔色を窺いながら、ソロリと俺の作った隙間に身を置くと、俺はそのまま紫織の腰に手を回して後ろから紫織を抱きしめた。
……いい香りだ。あまいにおい。
俺は後ろから紫織の肩に顎を乗せて、紫織の手を取る。
綺麗な指だ…
紫織の手を掴んで持ち上げ、その綺麗な指を口に含む。
中指、人差し指、薬指、指と指の間……
やわやわと口に含んでじっくりとしゃぶる。
くちゅり くちゅっ
「っつ…あっ…」
こいつ指も感じやすいんだな…
なら、次は耳。
興奮して、だ液が大量に分泌された舌をチロリと出して、巧みな舌使いで紫織の耳を執拗に舐め回す。
ぐちゅ ぢゅっ ぐちゃ…
耳ならこの卑猥な水音は紫織に直に届くはずだ。
案の定、紫織は身を捩りながら身体をビクつかせ、目尻に涙を溜めている。
「やだっ、やめて!これ、嫌っ…」
「…その割には気持良さそうな声出してんな…」
俺はニヤリと笑うと嫌がる紫織の耳をベロベロと舐め続ける。
「うっ…っっ…んやぁ…」
…やばい。紫織の声、エロすぎる。
お前、いつからそんな声出すようになったんだよ…