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秘密の兄妹 2

第1章 狂った宴

「ああ、お前は俺のオモチャだから、俺の言うことは何でも聞け。
恨むならこんな最低の兄貴を持った自分の運命を恨め。」


「恨めたら楽なのに……」

「…………」

悲しそうにそう言って眉を下げる紫織に、そっと手を伸ばして、指で唇に触れる。

「…口を開けろ」

紫織が目を細めて、俺の言うとおり、少し口を開くと、俺は自分の舌を紫織の口内にねじ込んだ。


舌を絡ませあって、濃厚なキスを堪能する。

クチュクチュと、唾液が混ざり合う卑猥な音が、静かな部屋に響く。

紫織から唇を離し、紫織の額にちゆっと口づけを落とす。

これが【始まり】の合図だ。


俺は紫織の手を取って、その手を引き、すでに勃起している俺の「モノ」を掴ませた。

「……!!!」

紫織は、目をぱちくりと見開く。

「硬いだろ?これがいつもお前の子宮の中で激しく暴れてるんだ。」

「……………」

「紫織、身体起こして、いま自分が掴んでるモノをきちんと見ろ、命令だ。」

紫織の身体を起こして、紫織に俺の猛る雄の部分を見るように促す。

身体を起こした紫織は、固まったまま俺のモノを黙ってじっと見つめた。

「どうだ?初めてまともに男の勃起した性器を見た感想は。」

紫織は瞳を俺の方に向けると、首を傾げて俺に尋ねる。

「…お兄ちゃん、これって私で感じてこんなになってるの……?」

「…ああ、そうだ。」

俺がそう答えると、紫織は涙目になった。

「…っ嬉しいかも」

「…………」

「私で、こんなになってくれるの、嬉しい……
私でお兄ちゃんのが、こんなに固くなってくれるの…何だか嬉しいっ…」

俺はため息をついて紫織に告げる。

「こんなの固いうちに入んねえよ。
もっと固くなるし、まだまだ大きくなる……」

俺はそう言って、俺のを掴んでいる紫織の手を上下に移動させて、男根を擦らせた。

「ちょっ…」

「……っ…」

…やばいっ、気持ちいい……

「これが【しごく】って行為だ、よく覚えておけ。これを女の手でされると男は悦ぶ。
ほら、さっきより俺のがすごくなってきてるだろ…っ…」

みるみるうちに元気になっていく俺の【それ】を見て、紫織は驚いた表情をする。


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