秘密の兄妹 2
第3章 純哉と奏多
紫織は俺の方を振り向き、涙目でねだるような顔をする。
「…どこ触ってほしいか言ってみろ。
そしたら触ってやるよ。」
「………」
紫織は頭をふるふると振る。
「なら、また朝の時と同じ中途半端な状態で終わることになるな…」
俺の言葉に、紫織の肩がピクリと反応した。
紫織の胸を揉みつつ乳輪にも触れながら、俺は強い口調で言う。
「言え。どこを触って欲しい?」
「…胸の、先端……」
弱々しい涙声で、やっと紫織が口を開いた。
「ったく、そこは【お願いだから乳首を触ってください】って頼めよ。」
乱暴な言葉を吐きつつ、俺は口元を緩めた。
そして、次の瞬間、すっかり固くなった紫織の両方の胸の頂きをきゅっと摘みあげた。
「ひゃあっ!」
「ははっ、ビンビンじゃん!」
指で何度もきゅっきゅと摘まんで捻り、紫織がねだった部分を引っ張り上げる。
「…あっ……んうっ!」
やっと来た強い刺激に、紫織の身体が仰け反った。