秘密の兄妹 2
第3章 純哉と奏多
紫織の膝裏を持ち上げ、制服のスカートが汚れないように上にたくしあげる。
M字型に開いた紫織の秘部と、その中途半端にはだけた紫織の身体全体を上から見下ろして、俺は目を細めた。
「…いい眺めだ…」
紫織の目はとうに呆けていて、その目尻には涙を溜めていた。
紫織の両脚の真ん中に、俺の身体を割り込ませ、愛液で溢れたその花園を至近距離でじっと見つめる。
けれど、見つめるだけだ。何もしない。
しばらくその状態が続くと、痺れを切らしたのか、紫織が声を震わせる。
「……そんなに見るの、やめてっ……」
「…ただ見てるだけなのに、お前のここから沢山のトロトロの蜜が泉が湧くみたいにクプクプと溢れ出てきてんだけど、何で?」
「…さ、さっきからお兄ちゃんにじっと見られ続けて恥ずかしいからっ…」
「…ふぅん。で、紫織。お前の厭らしい部分から零れてくるこの蜜どうする?
いつもみたいに舐めてほしいか?」
「…え…」
「お前がきちんとその口で言え。
俺にどうしてほしいか。」
紫織はピクンと身体を震わせると、観念したように呟く。
「…な、舐めて。そしてもう楽にしてほしいっ…」
「【楽にしてほしい】って、具体的にどうしてほしいんだ?」
「お、お兄ちゃん、今日は意地悪だよっ…
酷いっ…」
紫織は恥ずかしさで限界なのか、ひっくひくと声をあげて泣いている。
「言え。言わねぇと一生終わらねぇぞ。
俺にどうしてほしいか、はっきりとお前のその口で言え。」
「ゔぅ…」
紫織は悔しそうに涙を流しながら口を開く。
「…お、お兄ちゃんのを挿れてくださいっ…」
「………」
「…私をお兄ちゃんので気持ち良くしてくださいっ」
「………」
俺はふっと笑った。
「やっと言ったか、この意地っ張りが。」
俺は舌を出すと、目の前で妖艶な水を零して誘惑している紫織の秘部を舐めあげた。
「…やあっっ!」
紫織の腰が跳ね上がるが、気にせず行為を続ける。
チュルチュルと音を立てて、甘い蜜を舌を使って掬いあげる。
淫頭も舌で刺激をしながら、指でも刺激しつつ、溢れる蜜を隅々まで綺麗に舐めあげていく。