秘密の兄妹 2
第3章 純哉と奏多
ひと通り甘い蜜を堪能したあと、大きく勃起した自身の男根をズボンのファスナーを開けて開放する。
もう既に自分の先走りの汁で下着は汚れていたが、気にすること無く、ズボンも下着も素早く脱ぎ捨て、紫織の秘部に俺のソレを擦り付けた。
「…あ…」
「今日一日、ずっと【これ】が欲しかったんだろ?」
「……っつ…」
紫織はシーツをギュッと握りしめながら、うんうんと頷く。
「…はっ、ずいぶん素直になったな…
…じゃあ、ご褒美をやらないとな……」
俺ははやる気持ちを抑え、コンドームの封を開けると、張り詰めて天を仰いでいるソレに装着させた。
「…もう十分濡れてるから一気にいくぞっ」
紫織の両脚を持ち上げて、紅く熟れきった穴に自身の男根を当てがうと、俺はソレを一気に紫織の中に埋め込んだ。
「ああっ…ぅ…!」
紫織の身体が竹がしなるように仰け反る。
「…くっ…、すげぇな、お前のナカ…
熱くてウネウネしてて、ヒダが絡み着いてくるのが分かる……
っつ、おい!欲しかったのは分かるが、そんなに締め付けんなっ…
…っ、これじゃ、長く持たねぇ…」
…すぐに出すのだけは避けたい……
俺は丹田に力を入れて、何とか堪える。
そして深呼吸をして息を整えた。
「…紫織、動くぞっ…」
「…あ…あ……ああっ…」
ゆるゆると引き、また埋め込む。
…ヌプ、ヌプッ、ズプッ、ズプ…
徐々にそのペースは速くなる。
……もう、我慢できねぇ…
俺は紫織の両脚を高く持ち上げて抑えつけると、深く抉るように腰を打ちつけた。
…パン、パン、パン、パンパンパン……
「…っく、やべっ、出るっ…!!」
俺はぶるっと腰を震わせて、一気に紫織のナカに大量の精を放った。
「…ああっ……っぅ…!!」
紫織の口から快楽の声が漏れる。
「……はぁはぁ…はっ…」
いまだに収縮する紫織の中に、数回、腰を揺すって、俺は己の精液全てを注ぎ出した。