秘密の兄妹 2
第1章 狂った宴
「…んんっ」
口が小さいためか、なかなか口ではしごけないで苦しそうにしている紫織が堪らなくかわいくて、行為そのものではなく、紫織の仕草だけですでに俺の下半身が限界を迎えようとしていた。
「口でしごくのは辛いか…?」
俺がそう聞くと、紫織は俺のをくわえたまま目尻に涙を浮かべてコクッと頷く。
「仕方ねえな……」
俺は紫織の肩を掴んで、ベットに紫織の身体を押し倒して、仰向けになっている紫織の口の中に、自分のモノをぐいっと突っ込んだ。
「うぐっ…っ」
突然のことでパニックになっている紫織の頭を掴み、喉奥に向かって何度もピストンを繰り返しながら獣のように腰を上下に振った。
「んぅんっ…!!?」
「くっ……っっ」
ブシュシュッーービュッーー
もの凄い快楽に耐えきれず、紫織の口の中に自分の精液を思いっきりぶち込む。
「うっっ…っ」
紫織の喉の奥に、これでもかと精液が注がれていく。
全て出しきった俺は紫織の顔の横に両手をついて、息を整える。
「…悪い、つい、口内射精しちまった……。
苦いし、あまり美味しくねえだろ……?」
男根を紫織の口からずずっと抜き、枕元のティッシュを取り、片手で紫織の口の周りを拭きながら、もう片手で、労るように紫織の髪を繰り返し撫でる。
「…紫織が俺にしたのが【フェラ】で、俺が一方的に紫織にしたのが【イラマチオ】だ。覚えておけ。」
白濁した俺の精液を口に含んだ紫織は、惚けた顔で何度も喉を鳴らし、頑張って俺の精液を収めようとしてくれているようだった。