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たまたま部活休みの日

いつも通り、陸の家に遊びに来ていたら。。。



「陸～💦イタタ。。。タクシー。。。うぅっ。。。」



二階で家事をしていたはずの彩美さんが荷物を抱えて一階に降りてきた。



「え。。。！母さん、陣痛！？」


「あ。。。彩美さん、大丈夫っすか！？」


陸は彩美さんを支えながらソファーへと誘導し、タクシー会社に電話した。



「もしもし。。。はい。。。今、すでに5分間隔で。。。はい、これから伺います。」



彩美さんは、腹を押さえながら病院へと電話していた。



「秋兄。。。彩美ちゃん、大丈夫かな？」



末の弟、春大は初めて目の当たりにする光景に不安そうにしていた。


ポンポン


「大丈夫。赤ちゃんが産まれたいって言ってるショーコ。」


春大の頭を撫でながら、なるべく落ち着いたトーンで話してやる。
そうすると春大は少し安心したのか、ホッとした表情を見せた。