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第1章 描いた未来に〜出会い〜

大ちゃんが早めに来てくれて、三人で楽しくお喋り。
大ちゃんに気を許して甘えるみたいに喋る二宮さんが可愛くて。

じんわりと夜の帳が下りて、定時で仕事を終えた数人が飲み物やツマミを持って来て加わった。

ワイワイガヤガヤと準備をしてたらゾクゾクと職場の人がやって来た。
ビールやオードブルもドンドン運ばれる。

予定時刻になり、おつかれ、乾杯、と宴が始まった。

企画部の人達の輪の中で、ポツリポツリと喋ったり、笑ったりしてる二宮さんを少し離れた場所から盗み見る。

あ、あの人と仲良しなんだ。
わ、上司にもツッコんでる。

顔は真っ赤だけどチビリチビリと飲んでる。
乱れたり騒いだりしない大人な飲み方だな。

てか…
やっぱり可愛い。
カッコいい。

どうしよ。
俺は本当に心奪われちゃったかも…

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