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第1章 描いた未来に〜出会い〜

暇過ぎて携帯ゲームしたり、お互いの職場の話をしたりしてたら、それなりに時間は過ぎていった。

それは楽しい時間だった。

二宮さんは思いの外よく笑う。

ふふふと笑ったり、ゲラゲラと大笑いしたり。
それを見てるだけで自然とこっちも顔がほころんだ。

それなのに、

「相葉くんの笑顔はいいね。」

って言われてびっくりした。

「二宮さんこそ!です。」

言い返したら二宮さんもびっくりしてた。

クスクス笑いながらその後も会話をしてたら、おーい!と大ちゃんがやってきた。

「お。盛り上がってた?」

ふふ、って二人で笑う。

「なんか似てるね、お前ら。」

そっかなー?

二人して首をかしげると、

「ほら。」

あ。ホントだ。

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