テキストサイズ

Everything

第6章 描いた未来に〜そばにいたくて〜

俺たちのことを報告したら、みんなすごく喜んでくれた。

なんか…

この人たちの団結力って?

不思議に思ってたら相葉くんが俺とのことを少し前に相談してたって聞いて納得した。

すげぇ3人と仲良くなってる。

「くっつけたかったんだけど、まさかこんな早く、くっついてくれるなんて。」

「そうそう。」

「時間の問題だったんだね。」

みんなが口々に言ってきた。

そして相葉くんが俺を見る。

「ごめんね?にのちゃん。」

「ううん。
謝ることない。

俺の…生い立ちも知ってるの?」

「うん。」

「なんか…重い…?」

「全然。

俺がまるごと受け止める。」

……

心があたたかくなった。

下を向いて動かなくなった俺の手を握ったのは翔ちゃんと…

相葉くん。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ