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第7章 かわいいひと〜ベッドの中〜
遡る事、半年ほど前の夜。
いつもの電車に揺られて帰路につく。
改札を抜けるとすぐ脇にあるコンビニで弁当を買って出たら見覚えのある顔。
彼もこちらに気づいたようで会釈をする。
「二宮先生?」
「お、相葉か。」
「今帰りなんだ。
てか先生、この駅なの?」
「そうだよ。」
「俺も。
先生、弁当買ったんだ。
俺はこのコンビニでバイトしてんの。
今上がったとこ。」
「そっか。えらいな。
お疲れさん。」
褒めたら照れくさそうに笑って、俺こっち、と人差し指を出した。
俺も、って、二人肩を並べてたわいもない話をしながら歩みを進めた。