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「？
なんだよ。にのに懐いてんの？」

睨むとも嘆くとも違うけどその言いっぷりに俺はとっさに問いただす。

「え？翔ちゃん…相葉に思い入れあんの？」

今度はすげー笑いながらこっちを見る。

「そりゃーもう。
えこひいき出来るものならしたいくらい。
あんな可愛いヤツ。」

隠さず真っ向から言うから面食らった。

「俺も。相葉すき。」

突然、大野さんも負けないとばかりに宣言して。
真顔で続ける。

「あんな息子欲しい。」

「わかるー。息子でも弟でもいい。
めちゃくちゃ可愛がりたい。」

確かに。

あんな無邪気な素直なヤツだもんな。

俺が可愛いと思ってるのは正常な感情なんだとホッとして、
反対にみんなが可愛いと思う事に嫉妬みたいなモヤモヤが生まれた。