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どうしよ。

頭が真っ白になった。

もらうって、なに？

行くって？

俺、置いてかれるの？

相葉は大野さん大好きだ。

大野さんも前から相葉を好きだと言ってはばからない。

俺のことは？

俺が弟みたいに好きって思うってことは、相葉も俺を兄貴みたいに好きってこと？

……

そうだ。

そう…

それでいいはずだった。

ちょっと気になったことを聞いてみた。

「ねえ。
男だよ、相葉。」

「そうだね。」

あらま。

全然関係ないみたい。

「あとさ。
これ結構重要、ね？
生徒だよ、相葉。」

「そうだね。
それは考慮しないといけないとは思う。」

「そうだよね？
よかったよ、ちゃんとした常識を持ち合わせてて。」

「でも、好きな気持ちはなくならないし、止められない。」

「う、うん。」

「ま、そういうこと。」

「え？よくわからないけど。」

「じゃあ、よく考えろ。」

「はい。」



なんだよ、これ。