テキストサイズ

Everything

第16章 かわいいひと〜おとなとこども〜



ネコを撫でてる俺。

となりにはニコニコの相葉。


うん。平和だ。


俺から相葉を誘った日曜日。

『言ってたネコのとこ連れてって。』

いい天気で部屋に居ることが多い俺は自分がキレイになっていく気分。

俺が洗濯されて干されてるの。

うーんって大きく両腕を伸ばして背中も反った。


相葉が言ってた“みい”は確かに気持ちいい毛並み。

でも犬派な俺はちょっと怖いってのも払拭できなくて、そろそろと撫でてる。

相葉は、怖くないよ、って、さっき抱っこして思う存分ナデナデして俺の手に渡そうとしたけど断った。

「まだ大丈夫。」

「そう?」

それからしばらくナデナデして、みいを地面に置いてから俺を見た。

庭先をグルッと散歩してからまた俺たちの方に戻って来たみいの背中をナデナデ中。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ